リフレクソロジーの講習が半分くらい進み、左右の足裏の施術(趾[足指]から踵[かかと]まで)の技術や知識を学びました。反射区は頭部・首・肩・甲状腺・副甲状腺・胸腺・肺・胃・膵臓・胆嚢・脾臓・肝臓・小腸・骨盤などを講習しました。
足や手は体の末端です。体の末端での刺激が、骨格・筋肉・血管・リンパ・神経・諸器官など介して、体の内部(内臓)や脳に伝わっていきます。そのような伝わっていく感じを想像しながら施術するのも良いです。
いま受講しているリフレクソロジーは手技療法の一つです。手技療法は、指や手などを使って触覚をたよりに お客様と関わって、相手が元気になったり調子を取り戻すのを手伝います。
そのとき、リラクゼーション(Relaxation・疲れやストレスや過緊張の緩和)や、ヒーリング(healing・心身の癒やし・自然治癒力の触発)などと呼ばれる作用や効果が生じます。
音楽は自分の耳(聴覚)でも聞けるし、絵は自分の目(視覚)でも見えます。料理は自分の口(味覚)でも確かめられるし、アロマセラピーは自分の鼻(臭覚)でも香りを嗅ぐことができます。
触覚は、相手の感じていることを自分で確認しにくいので、何をやっているのか分かりづらくなり難しいところもありますが、慣れて感覚が磨かれてくると、自分の新しい能力の開発になります。
クリス様がいうように「足の裏は毎日自分を支えてくれる大事な所」です。足の裏で全体重を支えています。また足は第二の心臓ともいわれ、静脈やリンパを重力に逆らって押し上げる力があります。
疲れることや大変なこともありますが、一つ一つ自分がやりとげた充実感や達成感を大切にして、少しずつでも色々な人に、気に入ってもらったり役に立てたりする経験から、やりがいを見つけていってください。毎回スクールで納得いくまで練習し、ご主人さまやお客様に復習と実習をしているので、確かな技術が身に付いてきています。
いまは手順を覚えているので、重複したり忘れたりして困ることもありますが、習得後は お客様の感想を聞いたり反応をみたり、自分でも工夫して様々に応用して幅を広げていってください。
「イスの施術」は、折りたたみ椅子でも良いですが、キャスター(車輪)の無い安定した同じくらいの高さのイスを2台用意します。1台はお客様に座っていただいて、もう1台のイスに足を伸ばして置いていただきます。自分は床に座って施術します。
最初は気軽にその場で練習できるように、だんだんと自分もやりやすく お客様も受けやすいように、自分で工夫して環境を整えていってください。すべての人に喜んでいただけることは無理です。良い感想も悪い感想も聞きながら、少しずつ自分の手と相手の反応や変化の関係を、感覚的にもつかんでいってください。
難しいこともありますが、理屈抜きで、どんな人にも他の人を癒やす力があることは事実です。これからも練習をがんばってください。
静岡県富士市なかつかヒーリングスクール 中司まゆみ/和正
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