稲葉さんは働きながら遠くから週2回の短期のペースで受講されました。自宅での毎夜の練習の成果で順調に講習が進みました。試験は、みなさん言われるように、稲葉さんも緊張されたということですが試験なので緊張するのは当たり前なので、緊張の中でも、やることができていればいいと思います。試験での施術は流れるようにできていました。受ける側のことを心がけていることが分かる施術でした。試験もそうですが、実際の施術でも自分が思ったような施術ができないこともあります。
セラピーの世界では「間に合えばいい」という言葉があります。誰しも、うまくいったときを何度でも再現したい気持ちがあります。つい完璧を求めてしまいますが、60%くらい間に合えばいいくらいの気持ちでやると、むしろ自分もリラックスして、お客様から良い感想を得られることもあります。自分がどういう状態であれ、相手が良いというのなら、間に合ったということです。
異常に緊張して自分の練習した結果が出せなくても、流れるような施術ができたのですから普通の状態だったら、もっとうまくいくでしょう。ボランティアでやっていても、逆にお客様から無料じゃ悪いと言われるかもしれません。喜んでいただけて、料金を支払いたいというお客様からは、受け取っても構わないと思います。そうやって、だんだんとお客様の幅を広げていってください。
整体の受講も始まりました。こちらは全身をツボの流れに沿ってほぐしていきます。無理なく自分のペースで進めていってください。これからも、よろしくお願いいたします。分からないことなど何でも質問してくださいね。
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