ゴルフを通じての仲間やお知り合いなどに施術して、実地で自分の腕を磨いていきながら、看板・チラシ・口コミ・ネットなど少しずつ他の人達にも広めていき、うまくいかないことや困ったこと難しい感じがありながらも一回一回やっていくと、だんだんとコツがつかめてきます。
人と関わり人の体に触り、しかも相手が不調を訴えているので、いつでも不安が伴います。むしろ慣れないほうが雑にならず安全に丁寧にできます。試行錯誤する中で施術の感触がつかめてきたり、相手から良い反応をいただけるときがあり、やりがいを感じて、また頑張ろうと努力するの連続です。
とにかく練習をして施術経験を積みながら続けているうちに、感覚や直感が鍛えられて、整体師や療術師の体や手になってきます。不安があっても一人一人を丁寧に施術し、少しでも相手に合わせていけば大丈夫です。
自分の指や肩などが痛くなることもありますし、腱鞘炎や関節炎になることもありますが、だんだん筋骨格など体が鍛えられ、また体や手指の使い方を工夫していくうちに体を痛めることも減ってきます。
強い施術を要求されても施術効果も期待できないし、揉み返しや炎症など相手の身体にも良くないので、程々にしておいた方が良いと思います。腕を伸ばして体重を掛け、指や手を相手の身体の部位に沈めたり返したりすれば効果的な施術ができます。
コリがあるところ(トリガーポイントやツボ)は軽い施術でも効く感じがします。効いて解れる感じがするように、また嫌な不快感が無いように力加減や効き具合などを確かめ、心配なところは相手に聞きながら施術してください。
筋骨格・経穴経絡・人体の仕組みなどについては、人の身体を実際に施術する経験を重ね、またお客様といろいろ話したり、本などを参考にしながら自分でも調べたりしていくうちに、少しずつ実地で理解できていきます。
実際の触れた感じ解れていく感じや、相手からの様々な反応や感想から、各部位の施術感覚が身に付いていきます。具体的な身体感覚からの理解は施術を進めていくうえで役に立ちます。
施術の手順やどの辺で左右に替わるかは、絶対にこうするという手順はないので、初めは多少の違いがあっても講習やDVDに沿って行い、慣れてきたら相手が受けやすいように、自分が施術しやすいように、またそのときどきの感覚で変えていって大丈夫です。
腱鞘炎などや他の痛みも、筋肉痛の範囲だったら軽く施術しますが、熱や腫れ(はれ)など炎症があり特に急性の場合は、その部位は施術しない方がよいです。病院に行くか安静にしてもらってください。
神経痛や関節痛やヘルニアなど慢性的な痛みや、急性でも寝違えなど身体の疲れやストレスや冷えなどからくる場合や、季節や天候や生活状況からくる日柄もの不定愁訴は、その部位や特に周辺や全身を施術することで軽減します。
病変やケガ自体を治すのは相手の自然治癒力や医療での治療です。整体やマッサージの施術はコリやハリを緩和し、疲れやストレスを癒し、症状の軽減を行います。結果的にでも自然治癒力の回復に役立てるように施術の精度を高め勘を鍛えていきます。
静岡県富士市 なかつかヒーリングスクール 中司和正・まゆみ
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