様々な手技を身に付けて応用する-アロマオイルリンパマッサージ講習中-紅文様へ

アロマオイルリンパマッサージは、キャリアオイルで希釈したアロマエッセンシャルオイルの香りと肌への浸透成分、そしてオイルリンパマッサージの滑らせる手技により、習いたてから練習の相手に心地よさなどの効果を感じていただけるトリートメント(施術)法だと思います。

長い距離のストロークで連続的に刺激を加えていったり、皮膚(肌)や脂肪や筋肉を掴(つか)んだり挟(はさ)んで絞(しぼ)っていったり、ときには細かく揉み解す手法などにより、独特の滑り流れる施術感が得られます。

もみほぐし整体など他の施術法も含めて、手技療法の基本的な効果は、身体への心地よく効く刺激により、過敏な神経や脳が安定し、心身の過緊張が軽減して、血行やリンパなど体液の循環が促進されることです。

そして、疲労物質や老廃物が流れやすくなり、固く動きづらくなっていた筋肉が解れて体が柔軟になり、骨格や体の歪みが整い筋力も回復しやすくなります。基礎代謝や生活活動代謝も活発になって、各臓器の働きや心身のバランスも少しずつ良好になっていきます。

疲れやストレスの緩和(リラクゼーション)の他に、うまく相手と適合すると心身の癒やしや自然治癒力の回復などヒーリングの効果も見込めます。

私たちのサロンでは、アロマオイルリンパマッサージの前に、もみほぐし整体を行うことにより、お客様の体が施術に慣れて、素肌へのマッサージを安心して効果的に受けていただけるようにしています。

また、最初にもみほぐし整体を行うと、施術者がお客様の体の状態を手の感触で全体的に把握してから、素肌へのマッサージを適切に行えるようにしていくのにも役立ちます。

アロマオイルリンパマッサージの講習が終わった後に時間があったら、もみほぐし整体も教えますが、もみほぐし整体をしないで最初から素肌へのマッサージを行っても全く問題はありません。

講座ではまず、うつ伏せ(伏臥位 ふくがい)での上半身のマッサージから講習をしました。タオルやバスローブなどを掛けたり外したりして、オイルの塗布・エフルラージュ・フリクション・肩甲骨や背骨に沿った手技・腰やウエスト周りの施術・リンパドレナージュなどを行いました。

うつ伏せでの下半身のマッサージの講習では、大腿(だいたい・もも)や下腿(かたい・ふくらはぎ)や足の施術法を行いました。上半身より長い距離を両手で挟(はさ)んだり、指を埋め込んで刺激を加えて施術する技なども講習しました。

各部の施術が終わった後で、ホットタオルで相手の体を温めながらオイルを拭き取る方法も学びました。

各手技に応じて、施術者が自分の体重や体全体の動きをうまく使えるような体勢や方法、そのときどきの手や指の使い方や使う場所などが、少しずつ習得できるように講習していきます。相手の体の柔軟性(ほぐれ具合)・温感・動き具合・流れなどの変化が、施術者に感じ取れてくるようになると良いと思います。

最初は色々な技や手法を覚えることで精一杯かもしれませんが、施術を続けているうちに原始感覚のようなものが出てきて、相手の心身の要求と自分の手や体の動きや使い方・力加減などが自然に組み合わさっていきます。

アロマオイルリンパマッサージの技術や知識を身に付けながら、だんだんと自分なりの手技を通した交流やコミュニケーションのようなものが体得されていって、少しずつでもセラピストの感覚や勘が養われていくように講習していきます。

とにかく練習を繰り返して、色々と工夫したり試したりしながら、自分に合ったセラピーの方法を探って見つけていってください。

静岡県富士市 なかつかヒーリングスクール 中司まゆみ・和正